猫舌と猫足

アクセスカウンタ

zoom RSS 仙崎

<<   作成日時 : 2009/05/08 21:48   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

仙崎詩人金子みすゞの故郷である。彼女は若くして童謡会の巨星と評されたが一子を残して26歳で自死した。1930年3月10日であった。死の前日に写真館で自らの遺影となった写真を撮り、当日子どもと風呂に入り童謡を歌い聞かせ服毒した。

僕は長らく金子みすゞがわからなかった。その詩には大きさの揃わぬ言葉が未消化のように転がっているように感じられた。それに人は躓くのであるがそれは感動なんだろうかと疑問に思ってきた。
彼女はなぜ死に惹かれたのか。その詩の中には童謡でありながら死のイメージに満ちている。童謡は多く残酷なイメージを内包するが、こうまで死に言及したものは無いのではないか。

縁があって仙崎を訪ねることにした。その小さな町はまるでみすゞの詩集であった。

画像


鯨墓 向岸寺

捕獲した鯨を弔った墓。鯨が胎児をもっているとそれらも全て戒名をつけ回向したといわれる。
全国にある。

有名な「大漁」はここに発想があったのか。

画像


画像


通りをあるくとそこかしこにみすゞの詩作品が掲げてある。

画像


画像


画像


画像


画像


画像


画像


画像


私たちは町をあるきつつみすゞの言葉に包まれる。彼女のまなざしに添わされる。そしてまた彼女のまなざしを向けられていることを思う。

画像


画像


漁港らしく猫が多い。猫の集会を見かける。死んで食われる存在と食う存在の交差。

画像


遍照寺にあった詩碑 みすゞの墓のある寺

画像


寺の井戸

画像


墓碑

彼女の愛した街で詩人のまなざしに寄り添いまた見つめられ、心地よく歩き疲れて宿で休んだ。眠る前に彼女の詩集を読み、目の奥が熱くなり明かりを消して眠りについた。うねるような海鳴りが聞こえる。無数の命のつぶやきが聞こえる。

僕は金子みすゞに出会えただろうか。



金子みすゞ詩の世界みすゞこれくしょん©HeartFactory




金子みすゞ こころの宇宙?21世紀へのまなざし その生涯と作品 (ニュートンプレス選書)
ニュートンプレス
矢崎 節夫

ユーザレビュー:
金子みすずの童謡にひ ...

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ




金子みすゞ童謡集 (ハルキ文庫)
角川春樹事務所
金子 みすゞ

ユーザレビュー:
みすずさんのこころの ...
日本の詩人では一番、 ...
心がやさしくなります ...

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
仙崎 猫舌と猫足/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる