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zoom RSS 鞍馬の火祭

<<   作成日時 : 2015/10/23 09:53   >>

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鞍馬の火祭に行ってきた。

子供のころ一度行った記憶があるのである。叡山電車が鞍馬の駅に入る直前紅が車窓いっぱい映えて頬まで熱くなったのを覚えている。

そのあと炎に彩られた小さな町を歩いた記憶があるのだが、おそらく現況は悠長なものではないことは予想された。

京都の観光は混雑を極める上の、昼間に時代まつりがある。
そのうえ輸送手段は叡山電鉄の往復しかない。

仕事を終えて駆けつけたら、出町柳でもう六時を過ぎていた。
乗車まで長蛇の列を覚悟していたが、拍子抜けするほど簡単に改札へ。

これは平日ということもありゆったり見れるのかなと期待。

ほぼ満員の車内は、半分以上外国人。英語フランス語ドイツ語の嬌声が響いている。甘酸っぱい大衆が満ちている。

ゆるゆると進んだ電車が鞍馬の駅に入って降りたところで驚いた。
駅から出られないのだ。

後でわかったことだが、観光客は二種類に分かれている。
あらかじめ申し込んで、町に滞在を許された人々。

本日今日来た人は、特定の通路を一方通行に歩くだけ。

その通路が大混雑して入場規制している。
(これは一定量を超えるともはや出町から電車に乗れないらしい)

人ごみの遠くを松明が行き来するのが見えるがもどかしいことに近づけない。
 まさかこれで終わりではと思い出したころやっと列が動き出した。

鞍馬は言うまでもなく僧兵を生んだ町である。
事あれば具足に身を包み尻をからげて山を駆け下りたろう。
松明を掲げて。


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神事とはいえ(鞍馬は寺だが祭りは由岐神社の祭礼)まさに「その瞬間、中世の世界に踏み込んだようだ。

祭りとは隔絶された通路を進まされる身にとっては、交流を禁止された未来人になってのぞき見させられる気分になる。

いやむしろ「彼ら」の邪魔をしてはいけないのだ。

町を通過すると僕らの「通路」は川沿いの裏道に誘導される。
そこで行進は完全に停滞した。

山の寒気が身に染みる。家並みの向こうから歓声と火の粉が垣間見える。
クライマックスらしいが部外者はここで凍えている。

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